過去の記憶が邪魔をする!

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丸藤デビュー20周年記念試合を見たが、こんなにも過去の記憶が邪魔をする試合は久々な気がした。




ヘビー級を差し置いてメインを盛り上げ続けたあの天才二人が、ケンタのWWE所属という付加価値をプラスしての久々の遭遇。

普通に考えればワクワクしかないはず。

だったら今現在の二人の闘いを純粋に楽しめば良いんだが、やっぱり過去の名勝負の記憶が邪魔をする。



そして見終わった個人的感想は『残念』の一言。

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特にケンタが酷かったなぁ…。

丸藤はあの時とは違う現在進行形の丸藤を見せていた気がする。

ただケンタは技の精度が低く、ゴートゥースリープも全て当たりが浅く良い場面で盛り上げきれなかったのが残念。

過去の激闘を全て見て来た分、「まだやれる、もっとやれる!」とハードル高く見すぎたのかも知れない。

けどこの天才二人なら「まだやれる、もっとやれる!」でしょぉ!!!



ただ勘違いしてほしくないのは、ノアの十八番である危険技の応酬が見たいんじゃないってこと。

飛び技を極力控えて、打撃中心で構成する今の丸藤スタイルは全然大賛成。むしろ好きなくらい。

あのトラースキックの美しさは感動すら覚えるし、虎王のタイミングだって絶妙で説得力も十分。

だからこそあの武道館を満員にしてた天才二人なら「危険技を使わなくても使えなくてももっともっと盛り上げられる!」という意味での「まだやれる、もっとやれる!」です。




動ける内に是非もう一回、現在進行形の二人で最高の試合をファンに見せて欲しいと願います…。

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